施工案内
グラウト工事(無収縮モルタル)
グラウト工事(無収縮モルタル)とは?
グラウト材(無収縮モルタル材)を使用し行う工事全般です。
コンクリートに比べ、流動性があることからコンクリート打設後に出来る隙間への充填に適しています。
耐震補強に用いられる「RC造耐震壁による補強」「鉄骨ブレースによる補強」「柱の鋼鉄巻き補強」など、既存コンクリート部材と補強部材との間を接合するため、グラウト材(無収縮モルタル)を圧入・注入し施工します。
充填後はノンブリーディングであり収縮も極めて少ないため、既設コンクリートとの一体化が図れます。
■特長
- 施工が容易です
モルタルの流動性が優れており、空隙のない確実に施工出来る工法です。
- 構造物との一体化が図れます
空隙の発生を招くブリーディング現象がなく、適度の膨張性と長期に安定した無収縮により沈下、収縮を防ぎ、構造物との付着性を高めます。
- 十分な耐力を有します
若材齢より高い強度を有し、長期強度の発現性に優れ、適正な養生により、打設後1日~3日で実用強度が得られます。
- 高温・低温においても品質保持されます
高温時(35℃)、寒冷時(5℃)など厳しい外気下においても良質なモルタルが得られます。)
- 経済的です
優れた品質と良好な施工性から、総合的に工事費を削減します。